クラウドコンピューティングの薦め

クラウドコンピューティングとは

自社設置型のコンピュータで管理・利用していたようなサーバー、ファイル、ソフトウェアやデータベースなどを、インターネットなどのネットワークを通じて、ウェブアプリケーション経由で必要に応じて利用する方式です。


自社設置型にはない柔軟性

これまでの自社設置型の場合、データ量の増大や利用者の増加の最大値を予測してハードウェアを用意する必要があるが、予測を上回ったり、特定の時期に処理が集中したときのシステム障害に対応するためには、その度にハードウェアを増強しなければならないし、ハードウェアを発注し設置されるまでのかなりの期間は障害発生のままシステムを運用せざるを得ない場合があります。
クラウドではユーザーの増加やアクセスの集中に対しても柔軟な拡張が瞬時に可能です。


安全で安心なサービス

クラウドサービスのデータセンターは地震や水害、火災などさまざまなリスクを想定して建てられているほか、停電に備えて大型のUPS(無停電電源装置)や自家発電装置を備えているため、自社でサーバーを運用するよりもはるかに安全にシステムを運用する事が可能です。またインターネットに接続できればどこからでもシステム運用が可能となります。
万が一、災害が発生した場合でも、クラウドサービスを利用すれば、事業継続に支障を与える事はありません。

天災で自社の拠点に障害が発生し使えなくなったとしても、クラウドサービスは他の場所から同じように利用できます。


ソフトクックが薦めるクラウド

クラウドの種類

SaaS(サース)…Software as aServise
ブラウザ上で閲覧できるメールやスケジュール管理などがこれに分類されます。パソコンにインストールすることなく、ブラウザ上で使用できる様々なアプリケーションのことをSaaSと呼びます。
Office365、Gmail、etc…

PaaS(パース)…Platform as a Service
PaaSは、プラットフォームの機能をサービスとして提供し、ユーザーが好きなソフトを使えるようにすることをいいます。プラットフォームとは、アプリケーションが動作する土台のことを指します。システムはPaaSの環境を利用して新たにシステムを構築しなければなりません。
Force.com、etc…

IaaS(イアース/アイアース)…Infrastructure as a Service
IaaSは、マシンの機能だけを提供し、ユーザーが好きなプラットフォームとアウリケーションを利用できるようにすることをいいます。インフラストラクチャ(インフラ)はハードウェア・ストレージ・OSといった、パソコンの基盤になる部分のことです。しかし、IaaSによってユーザーはその設備を自分で用意する必要はなく、クラウド上にシステムを作ることができるのです。
Windowsで構築されたシステムを利用できることや社内LANとの併用ができるハイブリッドなクラウドです。


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